谷川岳・天神平

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 来る3月のダイヤ改正で廃止されることが決まった急行「能登」と特急「北陸」。黒部渓谷への旅に利用したのだが、この時乗っておいて本当によかった。それでも哀惜の情堪え難く、もう一度乗ってみたいと上野から糸魚川行きの計画を立てた。糸魚川からは大糸線に乗り換え、雪景色を走るキハ52を撮る予定。土曜日に指定席の販売機で申し込むも受付けられず、みどりの窓口で聞くと何と雪害により運休とのこと。空しく引き上げたものの、計画では大糸線の信濃森上あたりで下車、白馬の最寄りのスキー場でちょっと滑ってみようと考えていた。ここで計画を修正。昨秋谷川岳に登った時、天神峠までリフトに乗ったのだが、冬景色も美しいに違いなくそれも満喫してみたいと妄想。結局、翌日曜の早朝新宿駅から水上方面を目指した。高崎まで鈍行を乗り継いだが上越線の接続に1時間あって、時間が惜しいのでやむなく新幹線に切り換え上毛高原へ。


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 関東平野は青空に覆われ、Maxときの車中からは浅間山が美しく見えた。一山越えて上毛高原に至ると雪模様。勿論、遠くの山容などは視界が利かない。駅からは関越バスに乗車。谷川岳ロープウェイ直通だと45分位で行くのだが、残念ながら水上駅が終着の便だった。水上10時43分着。次のロープウェイ行きは11時37分発。待合室での待機を強いられた。これじゃ新幹線に乗った意味が無い。高崎駅10時30分発の普通列車でも間に合った。しかし物は考えようというか、空いた時間を利用して駅周辺で撮影。ちょうど入線中の特急「水上2号」や上越線普通列車を撮った。その後高崎駅で購入した「だるま弁当」を開いた。スキーをやるにしろ、もう午後からなので腹拵えというわけで。
 水上駅からバスでロープウェイに向かう。湯檜曽温泉から土合駅に向かう道路の両側は雪の堆積が凄い。電話ボックスが殆ど雪に埋もれてしまっていた。清水トンネルの上り線出口あたりは線路がすっぽり雪の中。何しろ上越線は13日あたりから大雪で除雪が追いつかず、水上〜越後湯沢間と六日町〜長岡間で不通なのだ。正午前にロープウェイに到着。駐車場に車の姿が殆ど見えず、スキー場もクローズではないかと不安。しかし、それは杞憂に終わった。午後券を買い、標高1321Mの天神平にあるビューテラスまで上がって板をレンタル。リフトに乗って天神峠に着いた頃はもう午後1時近い。峠の鳥居が雪に埋もれているのは有名なシーン。初めてのスキー場なので取り敢えず色んなコースを滑ってみる。しかし時折吹雪になるし、新雪が深くて圧雪もしてないので大変。ボーダーには天国だなぁ。コースの数は少ないが、結構斜度もあり新雪の宝庫。田尻沢滑降コースを下るロングランもあるし、コンパクトながら面白い。すっかり気に入ってしまった。

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