続・大井川鐵道(SLを撮る)

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 関の沢橋梁を撮影するためには往復80分と待機時間があるし、通過する列車を撮影した後、次の上り列車の待ち合わせ時間もあるので2時間位を考えていた。それがぽっかり空いたのだから、レインボーブリッジの大俯瞰を撮った後に井川往復するか、千頭に戻って大井川鐵道本線を走るSLを撮るかが思案しどころだった。せっかく終着駅のすぐ近くまで来ているのだから、全線乗車もしてみたい。一方でなかなか来れない場所だからこの機会にSLを撮ってもみたい。さっき撮ったトロッコ列車は13時14分の予定だったが、何故か4分ほど延着。次の上りが13時29分なので湖を見下ろす高台から奥大井湖上駅まで走って間に合うかが大問題。これに間に合うと千頭14時32分着となり、同14時43分発の金谷行き普通列車に接続する。その次は全席指定のSLが2本連続するので、先行して撮影するには登山道のような遊歩道を駆け下りる速さに掛かっていた(笑)。これを逃せば急ぐ必要も無く、次の下りの井川行きに乗ってゆっくり帰るだけだ。まあ、これはなるようにしかなるまいと心に決め、撮影後カメラを仕舞うのももどかしく大慌てで坂道を駆け下りた。途中、遊歩道の分岐で誤って接岨峡温泉駅方面に下りてしまい、大幅にタイムロス(笑)。致命的かと思ったがぜいぜい息をしながら狭い山道を今度は駆け上がり、半ば諦めながら駅を目指す。すると今度は遊歩道を半ば占拠しながら登って来るツアーの一団に遭遇、道を空けてくれるよう叫びながら強引に駆け下りた。レインボーブリッジに辿り着くが線路脇の歩道部分を走りながら背後から上り列車の警笛を聞いた。ちょっとの間は停車するだろうと考え、諦めずに走って何とかぎりぎり間に合った。無人駅だから、車掌に切符を発行して貰って乗車。川根温泉笹間渡駅と抜里駅間の第一橋梁が撮影地なのだが、初めてだしどちら側から狙うべきか判らず、取り敢えず抜里までの料金を払った。往路からちらりと見た感じと、温泉があるなら付帯施設も幾つかあるかもと結局川根温泉で下車。線路沿いに歩いて河原に出ると、一帯にはSL狙いの鉄ちゃんがそれぞれの撮影ポイントで列車の到着を待っていた。2本撮れるので、「SL南アルプス号」を線路近くから、ちょっと流し気味で。次の「SLかわね路号」を河原寄りから後追い気味で撮影。最後の撮影直前に雨がぱらぱらと。しかし濡れるほどでもなく、この日の予定を終了。最悪、午前の関の沢橋梁迄のハイキングコースで雨に遭うことも考え雨具の用意はしてあったが。何とか天気が保ってくれて有り難かった。金谷でJRに乗り換えるが17時30分発沼津行きを逃し、次の39分発熱海行きに乗車。金谷から熱海の区間は気が遠くなるほど長く、2時間掛かってしまった。熱海から東京行き普通列車に連絡するが、東京着21時29分というアナウンスに耐え切れず小田原で下車。小田急の急行に乗り換え新宿に戻った。


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