酔狂な人

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 この前、座間のひまわり広場についてのエントリーで、車でなく駅から炎天下歩いてくる人を「酔狂な人」と書いた。半ば呆れた気分で(自嘲気味に)書いたのだが、まさか再度これをやるとはなぁ。もう、二度と行くまいと思っていたのだが。暑くて暑くって。日曜日、目を覚ますと全天青空。前回ひまわりを撮って、残念だったのが青空バックでなかったこと。ひまわりの、あの黄色を強調するには何としても青空でないといけない。それでリベンジの思いが湧いて来た。それにOM-2SPに尾瀬とかで撮ったフィルムが残っているのだが、あと9枚くらい撮らないといけない。ベルビア50を入れているので中途半端なモノは撮りたくない。その点、ひまわり畑は申し分ない。というわけで100mm F2をつけて気合いを入れて出撃と相成った。今日は時間が早いので、撮り終えたらまた真鶴に向かう予定。防水デジカメ以外の機材は真鶴駅のロッカーに入れておくことにして。今回は小田急で海老名まで直行。相模線に乗り換え、2駅戻れば相武台下だ。相模線の乗り換えで、わずか10秒差くらいで橋本行きを逃し30分ほどロス。急いた気分で畑に向かうが、先週の畑はもう見頃を過ぎており、先の遠い畑に歩く羽目に。畑毎に種蒔きの時期をずらしてあるようだ。やっと満開のひまわり畑に到着。今回は冷たいお茶の用意も万全で、喉を潤してから撮影開始。の筈だった・・・。が、何か様子がヘン。OM-2SPのシャッターが下りないし。何か噛み合わせが悪いのかとレンズを外しても、その時はシャッターが下りるのだが。そのうち液晶の表示も消えて。ここに至ってやっと電池切れと気付いた。「いやっ、このタイミングで切れるものかい」と絶句。うーむ、仕方ないので電池切れでも機械式シャッターが切れる1/60で撮影。ピーカンだからF22まで絞ったが、他に露出計も持って来てないし、どんな感じか見当もつかない。100mm F2の美しいぼけ味を出すべく、開放あたりで高速シャッターを切りたかったなぁ。かなり打ちのめされた思い。まあ、尾瀬でニッコウキスゲを前にして電池切れなんてことがなかっただけましかな。こういうことがあると、重いがバックアップ機も必要だと思えてくる。シュノーケルだフィンだ、防水プロテクターだと抱えているのでDSLRは持って来ていない。本来、青空の描写が得意なE-1あたりがあったら良かったのだが。仕方なく、帰り道の道すがら少し盛りを過ぎた畑でOptio W10で撮影。既に気力は萎えてしまっていて。


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 真鶴琴ヶ浜海岸には、午後1時過ぎに到着。天気が良いし、かなりの数のテントやらタープやらで埋め尽くされている。時間はたっぷりあるので余裕で準備を整え海に入る。ところが何と視界が悪い。うーん、潮流の影響か浮遊物も多く海水の透明度が前回より数段悪い。ダイビング関係のサイトでの事前チェックでも前回の視界が10mに対し6~8mだというのは判っていたが。撮れないならせめて潜って遊ぶ他ない。それでもしばらく潜っているうちに少し魚が見えるようになり、どうにか撮るには撮った。今回はOptioはマリーンモードでなく、スポーツモードでISO感度を上げ少しでも高速なシャッターが切れるようにした。C-3100 ZOOMでもシャッター優先でストロボ発光で被写体を止めるようにしてみた。いずれも何年も前の機種だし、もうこれ以上の表現は無理なのかも知れない。水中で波に揺られながら魚を止めて写すのは、途方もなく難しい。シュノーケリングに限界を感じたら、ダイビングに移行するのは自然な流れのようにも思う。

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