薔薇の香り

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 このところ、日曜といえば悪天候が続いている。今週末も日曜に天気が崩れるとのことで、土曜日に撮影に出掛けた。今回は神代植物公園。深大寺に隣接し、武蔵野の面影を残し緑濃い土地柄だ。この時期、植物公園は「春のバラフェスタ」を開催。園内は約30万輪のバラが咲き乱れ、甘い香りに包まれる。


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 イベントもライトアップを始め、コンサートやバラのカフェテラス、関連グッズの物販などの他、変わったところではベリーダンスの披露などがある。GW中に訪れたアークヒルズのローズガーデンとは、趣旨も規模も違うが人の数は圧倒的。薔薇の花で飾られたアーチなどは、人の行き来が絶えず中々撮影することが出来なかった。メインの「ばら園」もその数といい圧巻だけれど、「原種ばら園」のしっとりした風情と、「国際ばらコンクール花壇」の新作の訴求力が何ともイイ。「新雪」という品種はその名の通り、純白の花弁で、見たこともない気品を漂わせていた。
 せっかく神代植物公園に来たからには、深大寺蕎麦を食べないわけにはいかないだろう。そのために昼食は抜いて来た(笑)。今年は深大寺門を出たすぐ側にある「玉乃屋」で。門を出る時、また園内に戻りたい場合は申し出れば再入場券を渡してくれる。この日はとにかく暑かった(バラのソフトクリームが凄い売れ行き)ので、外の席でざる蕎麦を頼んだ。石臼挽きの手打ち蕎麦を久しぶりで堪能。
 園内に戻ると、ちょうどベリーダンスが披露されている場面でしばし観覧。その後散策しながら撮影して回る。この日はE-3に8mm FisheyeとEC-14という超広角での撮影。銀塩のOM-2SPとのコンビで。OMは50mm F1.4にフィルムはベルビア100。終了後、調布駅北口まで臨時バスに乗車。京王線で新宿に出て、いつものようにヨドバシにフィルムを出して帰宅。


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神代植物公園で薔薇の撮影をされたのですね。最寄り駅は調布でしたでしょうか。2年ぐらい前に最寄り駅から深大寺まで歩いたことがあります。
深大寺のお隣、神代植物公園は薔薇がたくさん咲いているのですね。
私もこの週末「薔薇」の撮影を検討していたのですが、土曜日はPentax K-7のお披露目会に参加して一日が終わり、翌日曜日は朝から降ったりやんだりの天気で一日おとなしくしていました。
昨年はさいたま市の与野公園に薔薇の撮影に出かけています。おそらく植物公園よりは規模が小さいと思いますが、それでも複数の薔薇が咲き乱れており半日撮影に没頭しました。

尾瀬、今年は尾瀬沼ねらいですか。尾瀬沼方面も散策してみたいですね。可能なら尾瀬の山小屋で一泊。早朝に尾瀬の湿原を撮影してみたいものです。でも、仕事を考えると今年も夜行日帰りになりそうです。

水芭蕉に再度会いに行きたい気持ちと、その後のワタスゲやニッコウキスゲも撮影したい対象ですね。あと、秋の湿原。
あれから一年がたつのですね。

尾瀬に一泊する日程は考えたことがあります。その場合、行動半径が広がりますし、何と言っても「早靄に煙る湿原」という、雰囲気に満ちた絵を切り取ることが出来ますね。大清水から入って、尾瀬沼を周遊あるいは脚に自信があれば燧ヶ岳に登山、下田代あたりの山小屋に泊まって尾瀬ケ原経由で鳩待峠に至るコースなど。
夜行日帰りのケースなら、去年はヨッピ橋を渡って東電小屋迄は行きましたので、その先の三条の滝迄足を伸ばすか。あるいは竜宮小屋から下田代に至るルートはちょっと覗いただけですが、林の中に清流が走り実に癒される空間でした。これを横断するのもいいかも。いろいろと構想は尽きません。
 片品村観光協会の尾瀬情報によれば、中田代あたりでミズバショウ満開とのこと。去年はちょっと遅かったですから、ミズバショウ狙いなら本腰を入れなければ(笑)。

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