タラノメ考

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 箱根湿生花園で、ルートに沿って木道を巡っていると「タラノメ」をみつけた。天ぷらにすると堪えられない。(春の)山菜の王者という人もいる。その故か、低い所の芽は誰かによって摘み取られていた。これはちょっと頂けない。園内にははっきりと警告があるにも関わらずだ。


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 タラノメを採るならどこぞの山野に分け入るしかない。それこそ「山菜採り」という覚悟とスタイルをもって挑むべきかと。せっかくだから、ウドや野蒜、ゼンマイや自生のクレソンなども摘むことになるだろうか。タラノメを見つけたら、すっと伸びた枝(幹なのか?)には薔薇よりも鋭い棘がたくさん生えているので、軍手などより溶接などに使う革手袋をつけてそっと枝を手繰り寄せたい。首尾よく籠一杯の山菜が採れたら、田舎暮らしならそのまま台所に持ち込んで調理するのだろうが、都会から訪れたのなら濡れ新聞に包むなどして速やかに持ち帰りたい。スーパーなどで売っているタラノメは、すっかり萎れてしまっており、とても食べよういう気にはならない(氷水に浸けておけば戻るかも知れない)。葉がまだ伸びていない、ぷりぷりの若芽をそのまま天ぷらに出来たらどんなに旨いだろう。一度キャンプ場などで、摘みたてのを揚げてみたいと夢想している。
 タラノメを撮ったのはE-330で、CMOSもといLive MOSセンサーだけれど青空が綺麗に出ている。撮像素子用とは別に、ライブビュー用に独立したCCDセンサーが奢られており、触るにつけ「最強のマクロ撮影カメラ」かも知れないという思いを抱く。まだまだその性能のごく一部しか試せていないが、近々マクロレンズをつけて限界を試してみたい。


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