PT-E05 デビュー

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 ここ数日、雷雨があったりして安定しなかった天気が保ちそうな某日。E-510を組み込んだPT-E05の実地テストのチャンスが訪れた。システム一式のデビューだ。場所はもはやホーム・グラウンド?になってしまった真鶴の琴ヶ浜海岸。気温は30°を超えているが、もう9月だし平日とあって正午頃でも人影はまばら。遠くにテント一張りと別に家族連れの2グループが磯遊びを楽しんでいるだけだ。ダイビングの一団も見られない。いつもの岩陰を拠点にして機材とシュノーケルのフィンなどを拡げる。今回は初期段階のシステムとして、標準レンズ14-54mm F2.8-3.5用のレンズポートPPO-E02を導入。INONのグリップとアーム、それに外部ストロボのD-180を揃えた。オリンパス純正のUFL-2も勿論チェックしたが、あまりに大型でかつあまりに高価。E-520ボディのkakaku.com最安値より高いというのはちょっと。必要最小限のシステムでいいかと。それでもグリップなどを揃えたのは来年以降のステップ・アップを考えてのこと。石垣島のマンタなどを撮るなら魚眼用のポートが必要だが、それだと(光を回すのに)2灯のシステムになり費用も倍だし大きなシステムになる。1灯のシステムでも陸上ではかなり取り回しに苦労する大きさだ。もうこの位になると岩場を歩いてエントリーというのは恐ろしい。クルーザーなど船からのエントリーが前提となるかも知れない。あるいは安全な砂浜から行ければ別だが(福岡の二見ヶ浦海岸とか)。
 琴ヶ浜にはダイバーがエントリーするのにロープが張ってあるので、そこを利用して浸水テストから始める。それをクリアして実際に海に入って驚いた。視界が殆どないのだ。ちょうど砂が舞い上がって濁った感じだ。いつも透明度は10メートルくらいは楽にあり魚影も濃い。それが全く視界に入らない。2006年の夏から幾度も通っているが、こんなのは初めて。魚どころか岩礁すら見えず突然目の前に現れてぶつかってしまった。少しばかり流血。大したことはないが。しかし実に危険。手探りで進む感じ。当然実写テストといっても岩の様相か海底を写すくらいが関の山だ。潮が満ちて来ていて、サザエ根と呼ばれるポイントも海岸から現認出来ない状況。そこはいつもカワハギやらハコフグやらがいて楽しめるのだが。2時間ほど粘ったが事態は良い方に回らないため、諦めて撤収。次回のミッション?にぶっつけ本番で挑むのか・・・。


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