ひさびさにデジタルカメラマガジンを買った(6月号)。中味ではなく(笑)、付録の「尾瀬ブック」が気になったからなのだが、今号ではマクロレンズの特集もあった。マクロには興味があるので詳しく読み進めていくと、トンデモ系の記述にぶつかった。それは「マクロレンズのしくみと機能に関する疑問」という頁(本文180P)でQ.4「F2.5より絞りが小さいマクロレンズはないのですか?」という質問に、堂々「いま現在ありません」と答え、F2.8が大口径として主流になったのは最近のことであるとし、F2.5より小さい絞りのマクロレンズも今後は出るかもしれない」と結論づけているのだ。うーむ、ZDの50mm F2.0マクロをご存知ないのか?それとも記述はAPSサイズのセンサーを念頭に置いたもので、フォーサーズは除外とか?しかしながら、銀塩ではOMシリーズにZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2.0というのがあった。名レンズと謳われ、ヤフオクに出れば8万円以上という高値で落札されるレンズである。この項の編集責任者は高橋良輔氏ということだが、常識を欠いたと思われる記述に至ったのは痛い。
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