ホークス戦を観る

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 たまたまTVをつけると、NHKでソフトバンク対中日戦を中継していた。一、三塁に走者がいて小久保という場面。中田の投じたカーブが肩口から入って小久保のバットが一旋、きれいな放物線を描いて左翼中段へ運ばれていった。思わず「いったぞ!」と叫んだくらいに見事なホームランだった。ここのところ当たりが止まっていた小久保だが、スウィングの速さは相変わらずで好調のようだ。多村や三冠王を取った松中をさしおいて、未だにこの人が四番に座っているというのが何とも。もう何年も前のこと、まだダイエー・ホークスだった(心の中では今でもそうです)チームの練習を福岡ドームで観たことがあった。福岡ドームの外野席上にはスポーツバーがあるのだが、そこから眺めていると左翼中段にぽんぽん打ち込む凄いのがいる。あれは誰だろうと気になった背番号9番こそ、小久保裕紀その人だった。それ以来忘れられない名前になった。球団社長との折り合いが悪く、巨人に無償でトレードされた時の慟哭。当時、小久保は福岡市内に家を買ったばかりなのに東京へ旅立たねばならなかった悲哀。様々な思い出が甦る。プレーオフなんてものが導入されたおかげで、ダントツで首位を走っておりながらここ一番の不運に泣き、日本シリーズに出場出来なかった無念。そのシリーズを制した頃のベスト・メンバーがMLBに転出したりして、中心メンバーが欠けてしまったり。中でも井口の場合は何の見返りもなく、高い契約金を払っているのに馬鹿じゃないだろうかと思った。
 今年、東京MXテレビがホークス戦を放映してくれるおかげで地上波で福岡ドームの映像を楽しめる。視聴率も比較的高いそうだ。福岡や九州出身者以外にも、ホークスのファンは意外に多いのじゃないだろうか。交流戦で日本ハムが優勝したように、ライバル達も防御率はいい。かつてドラフトで意中の選手を獲得し、投手王国を築いてきた筈なのに盤石とはいえない。中継ぎ以降の人材を欠いて、先発のリードを守り切れない。松中も不調で先発から外れたりしている。それでも今日マスクを被った新人の高谷が初打点を記録するなど、若い世代も順調に育っているようで今後に期待したい。

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2017年9月

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