ふと窓の外を見ると、辛夷の花が綻んでいた。最近の暖かさで枝にはびっしりと蕾がついており、今や遅しと咲き誇るのを待っていた気配がある(拝啓、父上様調で)。雪国では春を告げる花だけれど、北の方は寒波襲来で大雪らしい。東京はついに雪らしい雪も降らなかった。ちょっと記憶にない年だ。 ☆
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