Photoshop world BIG DEBAT conference & expo 2006

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 Photoshop world のシーズンがやって来た。迷った末、今年も参加することにした。前回は2日通しての参加だったが、今年は1Day Passだ。去年はPhotoshop誕生15周年ということで、アドビ主催だったのが今回はNAPPJと月刊コマーシャル・フォトに変更になった(アドビ社は「プラチナスポンサー」ということだ)。会場も品川プリンスホテルから東京流通センターへと移されている。前回配布された、分厚いワークブックも今回はなく、若干ダウン・グレードの印象が否めない(前回が特別だったのか)が、ソフトは確実に進化を遂げている。特に期待したいのはLightroomだ。DSLRを使うならRAWで撮りたいものだが、画像が大量にある時一枚一枚現像していたんでは途方もない時間が掛かってしまう。現実的なワークフローとしてはRAW+JPEGで撮っておいて、JPEG画像をセレクト。使いたいが修正が困難な画像についてはRAWに戻って現像し直すというようなものだった。RAW画像の高速プレビューが可能で、現像が一括して出来ればどんなにいいことか。そんな要望に応えたのがLightroomだ。現在日本語版Beta4がリリース済みだが製品版はどこが変わるのか、それが知りたい。

 キー・ノートには名物男のラッセル・ブラウンが登場。ジョークを連発して笑いを取っていた。ショーの前半は米アドビ・システムズのジョン・ライアコノ氏の基調講演。Lightroomの製品版に搭載される修復ブラシツールの紹介などのほか、Photoshop CS3に実装される新機能の発表もあった。そのプレゼンでは、動画をコマ単位でレイヤーを含めてレタッチ出来るというアナウンスがあった。もはや、スチールカメラ専用のソフトという枠を超えてしまったのか?また、起動にかかる時間が劇的に短縮されている。他にもスマートフィルタなどの新機能や柔軟にコントロール出来るパレットなどインターフェースの改良を加え、来春に登場する予定だ。

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