庭の桜は早咲きで、靖国神社の標準木より１週間は早い。今年は梅の開花が遅かったから梅と桜、それに木瓜の花まで同時に楽しめる。いろんな花が一斉に咲くと、まさに春本番といった感じだ。E-520と50mmマクロで撮影。
2012年3月アーカイブ
実家で仏事があって帰福。その後、太宰府での会食という流れに。ついでだから天満宮の梅を撮ってみた。出席者の中に飛行機の時間が迫っている人がいて、境内でゆっくりしている時間がなかった。太宰府の梅は例年、節分頃に開花するものだが、今年は寒かったのでちょうど見頃を迎えていた。ひと月くらいは遅れているだろうか。
OM-Dの発売日が迫るにつれて複雑な思いに駆られている。小川町でいじってみた限りでは悪くはない感じだ。AFが速いのもポイントかも知れない。けれど「OMの正当後継はE-SYSTEMだった筈では？」との疑問が消えない。PENに関しては「パンケーキレンズをつけて気軽に街に持ち出す」スタイルを素直に受け入れられた。しかしOM-Dが違う路線を行くのなら、E-5とバッティングするのではないか？連写性能にすぐれ、高感度特性が向上しようとも両者を比べるのならフラッグシップを選ぶ。かりにOM-Dのユーザーになってしまえば、今度はMFTのレンズ沼にはまるに違いない。問題は既存のフォーサーズユーザーに深刻な「踏み絵」を迫るオリンパス本社の姿勢ではないか。OMはかつて一方的に廃止したマウントである。それを「OMマウントの復刻」というのでもなく「名称（栄光）だけを継承」するというのではあまりに打算的すぎないだろうか？
こういう流れに棹さすというのでもないが、OM-1とOM-2SPのユーザーでもある私はフィルムをスキャンして、暖かい春の光景でこのエントリーを埋めようと思う。2010年3月、青梅の吉野梅郷である（フジPROVIA100F）。
JR東日本高崎支社のHPをたまたま覗いたところ「春の追加臨時列車のお知らせ」というトピックが目を引いた。それによると高崎から伊豆急下田へ国鉄時代に活躍した157系（旧特急白根・あまぎなどで使用）を模した185系の列車が運行されるという。その特急「上州踊り子号」は9時37分発で新宿に11時08分到着予定。これなら間に合いそう。ちょうど房総方面に出かける用事があったので、これに時間を合わせて出動することに。
新宿駅６番ホームは鉄道ファンが集結。入線直後の先頭周辺は撮影も困難なほど。それでもどうにか撮り終えてホームを離れていく列車を見送った。この塗色は稀というか、他ではまずお目にかかれない。ちょっと得難い体験だった。
１日は全日空が出資するLCCの「ピーチ・アビエーション」の就航日。関空〜札幌便と福岡便の２路線で日本初の格安航空会社が離陸する。大手航空会社がLCCに進出するのは両刃の剣ともいえるが、放置しておけば海外勢に席巻される恐れがある。ドル箱である羽田〜福岡間はANAがしっかり握っているし、LCCへの認可は当分下りないだろうが。
福岡空港で滑走準備するPeachの機体を撮った。ここではポケモンジェットやスターフライヤーのシックな機体も登場。にぎやかな光景が見られた。
