2011年11月アーカイブ

大岳山

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 奥多摩の名山、大岳山に登った。ルートはJR奥多摩駅〜愛宕神社〜鋸山〜馬頭刈尾根分岐〜大岳山〜岩石園〜御嶽神社〜滝本駅。帰りはJR御嶽駅前から御岳渓谷を沢井まで歩く行程だから約15キロ強。ふつうはケーブルカーで御岳に登り、大岳山から鋸山と縦走、奥多摩駅に下りるケースが多く、この方が楽だし早い。下山後に「もえぎの湯」で汗を流せるのもいい。しかし紅葉の御岳渓谷を愛でて、最後に「澤の井園」の新酒で締めるのがここ数年の定番になってしまっている。直前にNHKで放映された、ソムリエの田崎真也氏が小澤酒造の酒蔵を訪問した映像も背中を押した。
 奥多摩駅から県道184号線を南下、多摩川に架かる昭和橋から眺める上流の景色に打たれる。橋を渡ると、すぐ右に登山道の入口が見える。登り始めて愛宕山まではすぐだが、いきなり187段の急な石段が待っている。登計峠から鋸尾根にかけては急登の連続で鉄梯子、鎖もある。山頂下の岩場はいかにも鋸の趣がある。鋸山山頂は標高1109メートル、展望はない。実はこの縦走路のキモは鋸山だ。この上り下りが一番きつい。ここをクリアすれば大岳山までは難しい道ではない。12時12分、大岳山のピークに至る。標高1266メートル、南側に大展望が開け、正面に富士山を迎える。右に甲武信岳、大菩薩嶺から左に丹沢を従え、手前に雲取山から高尾山に到る、堂々の布陣というべきだ。息を呑んでしばし見とれる。周囲は登山者で一杯で、隙間を見つけて昼食タイムだ。御岳山へは遠回りになるが、綾広の滝、ロックガーデン経由で。ロックガーデンはなるほど、苔むした岩石と清流、小さい滝が連続し憩いの空間であるに違いない。紅葉が絶頂で次から次に家族連れが登って来る。ここから天狗岩を経て御嶽神社まではひたすら上りが続く。ケーブルカーの御岳山駅までがまた遠い。御岳渓谷の大銀杏の対岸に立ったのは15時過ぎのことだった。

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XZ-1検証

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 XZ-1は登山時に携帯するか、DSLRのサブカメラとしてしてしか使っていなかったが、潜在的に大きなポテンシャルを秘めているのに気づいた。大口径でF1.8-2.5と明るいレンズが寄与しているのは勿論だ。そこで改めて性能を検証、まず追尾AFと連写速度。中央線快速を跨線橋から狙ってみると、AFの食いつきはまずまず。高速連写2では15コマ/秒を達成するが取得画像が小さいので高速連写1で撮影。5コマ/秒程度に落ちるが列車を撮るには十分、というか連写音が列車の速度と同調、把握しやすい。鉄道写真に使える感じだ。

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E-P2 Coming!

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 オリンパスのオンラインショップをチェックしているとOUTLETのコーナーにE-P2のレンズキットが出ていた。旧機種ではあるけれど、標準レンズがあると何かと便利だ。EVFも使ってみたい。というわけで、ついポチってしまった。買うのならE-P3かなと思っていたのだが。もうちょっと値段がこなれてからでもいい。追尾AFならE-5があるし、軽さを求めるならXZ-1がある(μFTの45mm/1.8なんてレンズもいいが、XZ-1とかぶる感じだ)。届いたE-P2と14-42で近場を試写。PENシリーズのポジションも微妙だけれど、オリンパス本体の方がもっと先行き不透明だ。GSが大量に株を取得したという報道もあり、今日あたりはストップ高で1000円台を回復。完全にマネーゲームになっているのだった。

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あぶさん

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 敵地での勝利が続いたことから「外弁慶シリーズ」と名付けられたプロ野球日本シリーズ。第6戦も遠征の中日が勝ったのには正直焦った。このジンクスのまま最終戦が決着したら、静まり返るヤフードームで落合監督の胴上げを見ることになる。それだけは勘弁して欲しい。試合は先発の杉内が目を見張るようなピッチング。中日の投手陣も手強いが、3回満塁の場面で先発の山井を救援した小林が川崎に押し出しの四球を与える。続く無死満塁の大量得点機は凡退してつぶしてしまう。4回松中がネルソンから四球を選び、当然代走の場面。何故かそのまま松田がバント。足が本調子でないはずの松中が好スタートで2塁へ。ここでベンチの動きがないのが信じられない。多村中飛、長谷川敬遠で山崎が右前にタイムリー。松中がお腹を揺らして激走、また激走。谷繁のタッチをかいくぐってホームイン。これには大笑いしてしまった。まさか、こんなこともあるのか。ノムさんなら手厳しい叱責を浴びせるに違いない。その後内川が浅尾からダメ押し点をあげ、最後はファルケンボーグ、森福、摂津と継投して締めた。3−0で優勝。地元の胴上げで秋山監督は涙を流し、40才の小久保がMVPに輝いた。まさしくあぶさんだ。あぶさんには今年も恋の宿が待つ。

新宿サザンテラス

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 毎年眺めている新宿サザンテラスの夜景。近くに用事があったついでに撮ってみた。ちょうど広場のツリーの工事をしているところ。少し早すぎたようだ。

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 8日、一転してオリンパスの関与を認めた高山社長。英医療メーカー、ジャイラスの買収額2100億円、及び国内のアルティス、ヒューマラボ、NEWS CHEFの3社の買収額730億円は90年代からの財テク目的の有価証券投資で発生した損失の穴埋めに使われたことを認めた。当時の財務担当である菊川前社長、森副社長を解任、山田監査役からは辞任の申し出があったことを説明。四半期報告書を14日までに提出できない見込みになったことから、東証は監理銘柄に指定。12月14日までに決算書が発表できないと上場廃止の可能性が大きくなった。1000円台で推移していた株価は再度急落、週末の11日には終値460円をつけた。12日の毎日新聞は「同社は近く過去20年分の有価証券報告書の訂正を提出する方針を固めたことが11日分かった。これを受け証券取引等監視委員会は、旧経営陣の個人による企業買収を巡る不正疑惑と、会社が問われる有価証券報告書の虚偽記載問題を切り離し、虚偽記載については課徴金などの行政処分にとどめる方向で検討に入る模様だ。このため同社は上場維持となる公算が出てきた」と報道。各紙も同様の観測記事を掲載。週明けのオリンパス株価は急反発、ストップ高となり540円で比例配分された。15日も終日買い気配で推移、前日比18.5%高の640円で売買が成立、なお6776万株の買い注文を残した。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111112ddm001020208000c.html

 オリンパスは有利子負債が6500億円に上る(社債を含めると7000億円)。同社が16日に開く金融機関向けの説明会を前に、みずほフィナンシャルグループは債務者区分を引き下げ損失処理を行ったことを明かした。一方、主力の三井住友フィナンシャルグループは主力行としての責任を認めつつ、「内視鏡などの医療分野で7割のシェアをもっている。社会的重要性を加味した上で必要な支援は行っていく」と支援継続の姿勢を示した。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111115ddm008020109000c.html
 
 説明会はオリンパス本社(新宿)で行われる予定を近くの京王プラザホテルに変更、500人収容可能な会議場だったが、出席者は100人程度にとどまったという。

 オリンパス、有利子負債2600億円圧縮(日経)
「損失隠しが発覚したオリンパスは16日、東京都内のホテルで主力取引銀行の三井住友銀行など銀行団向けに説明会を開いた。約6600億円ある有利子負債を今後3年で約2600億円圧縮する財務計画を提示。問題取引の経緯を説明すると同時に財務リストラを加速する姿勢を示し、金融機関に取引継続を求めた。主力行の多くは第三者委員会による調査結果を踏まえ、金融協力の可否を検討する考えを示した」
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819591E3E4E2E0E38DE3E4E3E3E0E2E3E39F9FEAE2E2E2;bm=96958A9C9381949EE3E5E297998DE3E5E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

大山阿夫利神社

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 大山登山は、実に小学校の遠足以来。日曜日は混むだろうと土曜日に行ってみたが、秦野駅を出るとすでに行列。丹沢表尾根コースの出発点なので仕方ない。ヤビツ峠から大山は標高差500メートル弱で1時間強で到着。登山道から眺めると富士山がくっきり雲の上に。山頂からの展望が素晴らしく、江ノ島方面から新宿方面まで一望。雷ノ峰尾根を下り、見晴台で昼食をとる頃にはガスが出てきた。日向薬師に下る途中、阿夫利神社下社の美しい佇まいを遠望したものの、全体に紅葉はねむい。部分的にきれいな箇所もあるものの残念な感じだ。日向薬師はすでに枯れた葉が多く、銀杏はまだ。見晴台から二重の滝~下社~参道とゆっくり巡るルートも考えられたが・・・。

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ホークスCS優勝

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 七度目の正直で、ホークスがパ・リーグCSを突破。「呆然と佇む姿は秋の風物詩」とまで揶揄された松中選手も満塁アーチをかけるなどして、チームに貢献。3試合目で一気に決めたい状況下、西武のエース涌井と一歩も引かずに投げ合った杉内だが、延長10回まさかの失点。その裏、キャプテン小久保が出塁すると、二死後長谷川が値千金の同点打。12回表、馬原がいつもの四凡で斬って取った時点で日本シリーズ進出が決定(松中のフライングはご愛嬌)。その裏福田が二塁打、田村敬遠の場面でまたもや長谷川がタイムリー、サヨナラゲームで優勝に花を添えた。

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Blue Impulse

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 入間航空祭の来場者数は17万人とか。午前の部が終了、昼食タイムだが滑走路に面した最前列のポジションから動けない。いったん動いたら、もう有利な撮影ポイントはない。13時15分からのメイン・イベントをじっと待つのみ。ウォークダウン開始。整備員の行進、パイロットの紹介、搭乗と手順が進み、エンジンに点火すると6機の轟音が観客を圧倒。1番機から続いて離陸して行く。スモークが映える背景でないのが何とも悔しい。それでも第1区分の展示プログラムを実施、垂直系の演技を見られて嬉しい。スタークロスのタイミングでようやく青空が顔を覗かせ、華麗な曲技飛行に陶酔した。

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入間航空祭

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 入間の航空祭に初めて出撃。ここは都心に近いことから入場者が多いことでも有名。自衛隊の航空祭は未体験だが、海保のブルーイレブンも引退し、YS-11を撮るなら自衛隊の保有機しかない。西武線の稲荷山公園駅には1時間前に着いたが、既にかなりの行列。北門まで迂回させられ、金属探知機による検査などもあるのでエプロン到着は開始時間9時の20分前。それでも、混雑がひどくなる前に地上展示の機体をあらかた撮り終えた。今日のメインは9時40分からのYS-11FCの展示飛行と午後からのブルーインパルスの曲技飛行。あいにくの空模様で青空は期待できない。地上の画像しかないYS-11のフライトを撮れるだけでよしとする。ミス航空祭のパレードが済んだらYSとU-125の離陸だ。現役で空を飛ぶYSの勇姿を目の当たりにして感激。T-4の編隊飛行、C-1と陸自空挺隊の落下傘降下、F-2の豪快な背面飛行とプログラムは進んでいった。

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 一昨年秋に行った黒部峡谷の旅から未掲載の写真をピックアップしてみた。今年は下の廊下で落石事故があったりしたようだ。欅平駅から猿飛峡に向かう歩行路は、所々崖をくり抜いたような箇所があって恐ろしかったのを思い出す。立山はもう雪景色だ。

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