根津美術館の特別展「国宝・燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」に行ってきた。言わずとしれた尾形光琳の名品。コロナの影響でなかなか行けなかったが、やっと念願を果たした。狩野探幽の「両帝図屏風」も見事というしかない。歴史空間を堪能してから庭園を巡ると、折しもカキツバタが見頃。今年は開花が早いらしい。
西武新宿線、新井薬師駅西の2号踏切。中野通りと交差する有名な桜撮影のポイントというので出かけてみた。東京の桜ももう終盤だけれど、中野駅北口からの中野通りは桜のアーチを進む感じで夢幻的。踏切手前の歩道橋から撮るのだが、5人ほど撮影者があってその脇から撮影。外国人観光客がガイドに連れられてやって来た。それくらい有名であるらしい。
気温が急に上がって、春の気配が漂う昼下がり。梅を撮りたくなって、梅里公園に行ってみた。機材はオリンパスE-1にする。撮像素子がコダックCCDで、オリンパス・ブルーと呼ばれる鮮やかな画像が得られそうなので。レンズはズイコーデジタル50mm F2マクロ。OM SYSTEMが90mm F3.5を出すというので、それならという気持ちで。眠っていたレンズにもひさびさの出番が。改修工事で公園の敷地が一部囲われていたが、どうにか撮影できた。
横浜に出たついでに、ちょっと足を伸ばして「港の見える丘公園」に登ってみた。ここから山下公園のガンダムが見えるらしいと聞きつけ、気になっていたので。この日は陽射しが暖かく、ブルースカイを背景に、ベイブリッジがよく見えた。問題のガンダムだが、おお見える見える。首都高湾岸線越しにすっくと立っている。ここは望遠レンズの出番でしょう。E-M1MarkⅢに40-150mm F2.8の組み合わせで撮影。ガンダムの展示が延長になったおかげで画像に記録することができた。
東京文化財ウィーク2022の一環で、日野市にある高幡不動尊金剛寺がテレビで紹介された。絹本着色弁財天十五童子像とともに、木造不動明王及二童子像とあるのが気になって出かけてみた。高幡不動は2013年、紫陽花の季節に訪れて以来。仁王門をくぐり、不動堂を回った先の奥殿に展示はあった。拝観料300円を納めて入場。大日如来像や刀剣、古文書のほか新撰組ゆかりの地ということで、土方歳三の展示を見て歩く。最後に拝むのが不動明王。丈六というだけに圧巻だった。矜羯羅童子制吒迦童子を従えて堂々の存在感と威厳を示す。しばし見惚れる。前回と同じく、山内八十八ヶ所巡拝路のお地蔵さんも撮りたいのだが、午後から出かけたので既に陽は傾きはじめている。巡拝路は山の中だから光も回らない。大急ぎで山道を登った。
20日は神宮外苑花火大会の日。今年も隅田川花火大会は中止だったし、東京で花火を見られる貴重な機会だ。公式サイトのツイッターを確認すると、予定通り開催とのこと。開始時間は19時30分。というので準備をしていたところ、1時間ほど前になってあいにく小雨模様に。はらはらしたが、打ち上げ決行。建物屋上からの撮影は無理で、少し下がった踊り場から雨を避けて撮影。現地は大変だっただろうな。