デジタルカメラの最近のブログ記事

 昆虫写真家の海野和男先生が「小諸日記」でオリンパスの新しいマイクロフォーサーズ用レンズ、60mm F2.8マクロを激賞されていた。氏いわく「往年のOM用の90mmF2マクロの描写を彷彿させる」上に、開放からF8あたりではシャープさも上回るという。それで気になって、カメラ店のOM-Dの実機で試してみた。背面のモニターで確認する限り、確かにキレのいいレンズだ。では保有するオリンパスレンズとの比較ではどうだろうか?E-P2+MF-2にOM90マクロを、E-5にZD50 F2マクロをつけて試してみた。感度はいずれもISO500、色鉛筆はF2.2ロジックボードはF2.8で撮影。ついでにXZ-2でも撮ってみた。被写界深度が全然違うので比較にはならないが。

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FlashAirを使う

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 XZ-2の発売記念キャンペーンとしてオンラインショップで選べるプレゼント。プレミアムグリップXCG-2か東芝のSDHCメモリーカードFlashAir 8GBのいずれかのうち、後者を申し込み、それが届いた。
 FlashAirは無線LANアクセスポイントになる機能を搭載。スマートフォンなどでの利用が想定されているが、とりあえずPCからカードの設定を済ませることにした。東芝のサイトから専用ソフトFlashAirToolとマニュアルをダウンロード。FlashAirをSDカードスロットに挿入してソフトを起動。デバイスを選択して「カードの設定」からSSIDとPasswordを変更。「無線LAN起動画面」は自動に設定。以上を適用して保存すればカードを抜いてカメラに戻して記録できる。撮影後、カメラの電源を入れた状態でPCのネットワーク接続から別のアクセスポイントを探すとFlashAirのSSIDが見つかった。これを選択するとPCとカメラ間のLAN接続が確立する。オリンパスのサイトにはiPhoneやAndoroid用の専用ソフトもあるのだが、ここはSafariでhttp://flashair/にアクセスすると画像データの一覧画面になる。任意の画像を選んで拡大表示、PCに別名保存すればいい。

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Camera Raw 7.3 RC1

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 Adobe LabsでCamera Raw 7.3 RC1が公開されたというのでさっそくDLしてPhotoshop CS6に入れてみた。8日に出たばかりのホヤホヤだ。XZ-2のRAW現像にも対応している。野毛山での撮影はRAWのみで撮っていたのでLightroomで扱えずに困っていた。OLYMPUS Viewr 2ではどうにもかったるい。大量の現像はLightroomの出番になる。同時にリリースされたLightroom 4.3 RCもXZ-2に対応しているが、未だにVer 3.6なので恩恵を受けられない。ちょうどAdobeがLightroom 4のタイムセールをやっているので迷ってしまう。Lightroom 3にアップグレードしたのが2011年1月だが、毎年買うのはさすがにつらい。噂では来年3月までにLightroom 5が出るようなので今回は様子見かな。Adobe BridgeでもRawのサムネイルを表示できたのでダブルクリックで画像を開ける。

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野毛山公園

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 動物園での撮影を終え、つり橋を渡って展望台の方に歩いた。野毛山公園の展望台は横浜港で花火が打ち上がる際に、穴場のビュースポットだという。なるほど、丘の上に3階建ての構築物があり、階段を上るとみなとみらい21地区をはじめ横浜港を一望できる。ここで眺める花火も見事かも。ここ数年「みなと祭国際花火大会」が中止されているのが残念だ(神奈川新聞花火大会は開催)。アートフィルター「トイフォト」や「ジェントルセピア」で撮影。56種170株が植えられているというバラ園にも立ち寄ってMFの操作感を試した。1センチまで近接できるスーパーマクロで撮るか、コントロールリングをぐりぐりするか迷うところだ。その後野毛界隈を歩き、雰囲気ある被写体を探して回った。夜、横浜駅近くで会合。居酒屋で料理の作例を撮ってみた。

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XZ-2で動物を撮る

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 ロビン・ウォン氏のレビュー記事を見て、動物を撮ってみたくなった。横浜で夕方会合の予定があったので、その前に野毛山動物園に寄り道することにした。桜木町駅で下りて坂を上るだけなので都合がいい。野毛山動物園なんて何十年ぶりなんだろう。小学生の頃、遠足で来て以来だ。
 祝日の午後とあって、入場無料の動物園は親子連れで賑わっている。ちょうど園内に置かれている横浜市電1518号の40周年記念写真展をやっていた。ここは国内最高齢のフタコブラクダ「ツガル」が飼育されているので有名。一度お目にかかりたいと思っていた。園内の坂道をだらだら下っていった先にいたツガルさんは残念ながら地面に横たわっていて、お休みのようだった。ライオンや虎はケージの中にいるし、カメラとの距離があって金網越しにしか撮れない。もっぱらケージや柵をクリアできる被写体を狙った。レッサーパンダは可愛いのだが、ちょっとの間もじっとしていないで動き回っているのでC-AFで追って高速シャッターを切るしかない。雄のホンシュウジカの角が見事であった。フラミンゴ、白孔雀、レッサーパンダはISO1600で撮影。

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XZ-2 Coming!

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 悩んだあげく、オリンパスのコンパクト機XZ-2を購入してしまった。ロビン・ウォン氏のレビュー記事を見て衝撃を受けたことにもよる。
http://robinwong.blogspot.jp/2012/10/olympus-stylus-xz-2-review-macro-and.html
前面コントロールリングでマニュアルフォーカスできるようになったのも大きなポイント。これはオリンパスからアンケートが来るたびに要望していたものだ。Fnボタンに機能を割りふるカスタマイズも可能。撮像素子はCCDから裏面照射CMOSに変わった。その他大幅な機能アップが図られている。
 難点は重量の増加。346gとXZ-1に比べて71gも増えた。手に持つとずっしり重い。マイクロフォーサーズ機で最もコンパクトなE-PM1+17mmF2.8のセットよりも重く、一回り大きいのだ。手軽に持ち運べたXZ-1とはまるで別機種になった。軍艦部の仕様といい、精悍な印象を受ける。性能向上に走ったこともあって価格も上がった。オリンパス・オンラインショップでの購入はfotoPusのポイントと残暑お見舞いくじを引いてもらった10%割引によって、市販最安価格を1万円ほど下回る。
 配達された梱包を解き、パッケージを開けるとまるでアップル製品のような小ぎれいな配置。今までとは違う思想を感じる。

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XZ-2 Touch&Try

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 発表されたばかりのXZ-2に触ってみた。オリンパスプラザ東京のショールームで開かれた新製品トークライブ。これも新製品のPEN Lite E-PL5/PEN mini E-PM2と共に展示されていた。XZ-1からどんな進化を遂げたのかが気になる。トークライブのXZ-2の回は写真家斉藤弘一郎氏の担当。それに先立って短時間だが手に取って弄ってみた。チルト液晶が組み込まれたこともあり、XZ-1に比べて微妙に重い。がっちりした軍艦部がついて精悍な印象。操作系で大きく変わったのが全面のコントロールリング。従来のデジタルコントロールに加え、アナログコントロールが追加された。マニュアル感覚でフォーカスとズームを操作できる。これはオリンパスからアンケートが来るたびに要望していたもので、それが実現されて嬉しい。ほかのユーザーからも「コントロールリングにもっと機能をつけて」などの声があったという。アナログコントロールでリングを回す感じは絶妙で、これには苦心したのだという。デジタルコントロールはカチカチとクリック感があって、前面に新しくついたレバーを操作してデジタルとアナログを切り換える。そのレバーの中心部分はファンクション(Fn2)ボタンになっている。タッチAFとタッチシャッターも搭載された。AFも速くなっている。センサーはXZ-1のCCDから裏面照射型CMOSに変更。ISO感度上限も12800となって暗部ノイズの処理も洗練されたという。オプションで色違いのグリップや防水プロテクターも用意されている。会場では斉藤氏がヨーロッパで撮影した黄昏のシーンが大伸ばしされていたが画質も1200万画素に上がってなかなかのものだ。定評ある明るいレンズもさらにチューニングされたということでは、当分買い物の予定もなかったのだけれど悩ましいのだった。

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2019年10月

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