2012年12月アーカイブ

 2005年から書き綴ったこのブログですが、本日をもって終了することにしました。理由は記事と写真データの蓄積がそれなりの大きさに達し、再構築にもかなりの時間がかかるようになったためです。さらに、スマートフォン対応をずっと考えていてあれこれ試行錯誤していましたが、MT5.2.2で提供されたRainierというテーマを利用することで無理なくレスポンシブ・ウェブデザインを実現することが可能になりました。Wordpressではとっくに達成されていたデザインですが、Movable Typeもかなりの進歩を遂げています。このブログにRainierを適用するより、新規のブログに移行した方が無理がないと考えた次第です。長い間ご購読いただき、誠にありがとうございました。新しいブログ名は「Monologue」としました。新年からスタートしますので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

フォトパス感謝祭

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 16日はオリンパスのフォトパス感謝祭「グランプリ写真展」開催の日。フォトパスに投稿されたフォトギャラリの優秀作品が表彰、展示される。その他アウトレットの販売や、プロ写真家によるトークもあって楽しめた。会場は新橋の東京美術倶楽部。東京タワーのある芝公園も近い。三田線の御成門が最寄り駅だが、帰りはJR新橋駅までのんびり歩いてこの界隈の飲食店を撮ってみた。裏通りの場末感がなんともいえない。

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 昆虫写真家の海野和男先生が「小諸日記」でオリンパスの新しいマイクロフォーサーズ用レンズ、60mm F2.8マクロを激賞されていた。氏いわく「往年のOM用の90mmF2マクロの描写を彷彿させる」上に、開放からF8あたりではシャープさも上回るという。それで気になって、カメラ店のOM-Dの実機で試してみた。背面のモニターで確認する限り、確かにキレのいいレンズだ。では保有するオリンパスレンズとの比較ではどうだろうか?E-P2+MF-2にOM90マクロを、E-5にZD50 F2マクロをつけて試してみた。感度はいずれもISO500、色鉛筆はF2.2ロジックボードはF2.8で撮影。ついでにXZ-2でも撮ってみた。被写界深度が全然違うので比較にはならないが。

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VirtualBoxにWindows 8

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 Mac用の仮想化ソフトとして、従来はParallelsを使っていた。今回MBPのOSX Ver.10.8.2にOracleのVirtualBoxを入れたのを契機にDSP版のWindows 8を購入、インストールしてみた。Webサイト構築の際、Windows環境下のIEでの表示を確認するのが大きな目的。XPの正式版からアップグレードする手もあるが、まだXPのOSシェアが一定程度あるので検証用に確保しておきたい。最新のVirtualBox Ver.4.2.4をDLして新規の仮想マシンを設定、HDD上にディスクイメージを作成。ここにWindows 8をカスタムインストール。とくに問題もなく終了、起動すると大きく変わったインターフェースにちょっと戸惑う。画面の隅にマウスカーソルを合わせるとアイコンが出てくるのはOSXのDockと共通の仕様だ。
 現在のところWindows 7搭載のPCを買ってOSをアップデートするのがコストパフォーマンスとしては優れている。それも検討したが、まだ2000年購入のiMac 600がデスクトップとして現役なのだった。さすがにVer.10.4が限度で動作も遅いがメールとサイトをチェックする位なので。いま気になっているのはインテルの超小型デスクトップNUCだ。これにSSDを入れてWindows 8を入れ直してもいいかなと。

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大倉から表尾根

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 いつも下りで使っている丹沢の大倉尾根。ダラダラ延々と上りが続くことから通称「バカ尾根」とも呼ばれている。日本アルプスや海外遠征する人もトレーニングで登っているという。ここを一度登ってみたいと思いつつ、真東だから夏場はとても行く気が起こらなかった。朝からジリジリと直射日光を受けるのは、考えただけでぞっとする。師走の声を聞いて、いよいよ好機巡り来るの思い。ルートは塔ノ岳に直登、新大日に下ってそこから戸沢経由で大倉に戻るというもの。大倉から山頂までは標高差1200メートル。この日は列島が大寒波に覆われていて凄く寒い。日本海側は大雪だが、関東地方は晴れ予想だから勢いこんで出かけた。登山道を少し上った「見晴小屋」まで来ると、なんと餅搗きをやっている。登山者に振る舞ってくれるというので遠慮なく頂いた。全型の4分の1に切られた海苔にずんだ餅を包んだのが美味しい。
 大気は澄んでいるがとても冷たくて、喉をやられそうだ。手袋で口を覆って登り続ける。ネックウォーマーが必要だ。尾根筋に出ると風も強いので耳当てか帽子も欠かせない。山は厳冬期だけにいたるところ霜柱が立っている。標高の高い斜面の日陰には雪が残っていた。富士山は上部が雲に隠れ、山頂に近づくと雪が舞ってきた。空はしだいに鉛色と化し、不安をあおる。大倉から3時間で尊仏山荘着。吹きさらしの山頂では大勢の人が休憩中。ラーメンなど作る人もいるがとにかく寒い。山荘で休憩してもいいが、まったりすると後が辛そうだ。ライトダウンのベストを着込んですぐに下山。大倉尾根をピストンで下った方が無難に思えてちょっと悩むも、新大日小屋前で昼食休憩することにする。表尾根からは人気のルートだけにグループが続々上ってくる。行者ヶ岳に向かう途中の政次郎の頭から尾根を下って戸沢に向かう計画だが、分岐点で漠然とした不安がもたげて来た。単独行だし人気の少ないルートは避けた方がいいか(後で聞くと、途中で崩落した箇所があったらしい)。
 結局予定変更、表尾根をヤビツに向かって逆行することになった。烏尾山、三ノ塔、二ノ塔と上り下りするわけだから結構ヘロヘロになる。表尾根の登山道は荒れていた。さらにうっすらと積もった雪が日光で溶け、尾根筋は泥道になってしまっている。三ノ塔から眺める丹沢の眺望は素晴らしい。山稜ばかりか南に遠く相模湾をも望む。富士山もかなり雲が切れてきた。あとは一気に下って富士見山荘前。山荘の影も形もないのに驚く。あとで調べると、7月に火事で全焼したらしい。これは残念なことで復活を祈りたい。舗装道路をヤビツ峠に向かって上る。14時54分峠着。バスの時間を見るとなんと3分前に出た後だった。次は1時間後だから待つべきかどうかで葛藤。蓑毛に下れば50分かかるらしい。待つ方に心傾いたが、じっとしていても寒いので決断、柏木林道を下ることにした。紅葉はだいぶ色褪せているが景色のいいルートだ。日光が遮られるとかなり暗くなってきた。最後は走るようにして15時50分蓑毛着。ルートの全長は19.1キロ、累積標高差(上り)1600メートル強といったところ。1年の締め括りにふさわしい登山だった。

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水辺の紅葉

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 水に映ると紅葉の華やかさも倍増する。川もいいし、豪快な滝もいい。新宿御苑の場合は池だから動に対して静。ほぼ西から東に向かって、「上の池・中の池・下の池」と連なっている。中央部には歴史建造物の「旧御凉亭」もあって、落ち着いた佇まいだ。

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新宿御苑の紅葉

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 東京の紅葉も今週末限りだろうか。大雪山発の紅葉前線もいよいよ終焉が近づいている。都心にあって広大な樹林が残る新宿御苑。もはやホームグラウンドともいえる。撮影に向かうと、デジタル一眼レフを抱えた人々が闊歩している。高齢者、女性のほか外人さんも結構見かける。新宿門入口のモミジがまず見事。入園するとあちらこちらに被写体があるので目移りするほど。

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新生東京駅

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 新装なった東京駅をどうしても撮影したいと思っていた。丸の内のライトアップが始まるのを待っている間に季節はどんどん進行。このタイミングになってしまった。道にはもう黄色い銀杏の葉が舞っている。駅前には見物客が鈴生りに。黄昏から夜にかけての表情の変化が美しい。

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