2008年5月アーカイブ

玉、萌え!

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 週末というと雨模様だけれど、雨なら雨なりに撮ってみようと思って花弁と水滴とでイメージング。一心に撮影していると何処からか蜂らしき昆虫が寄って来た。詳しくは分からないが、ヒメスズメバチの亜種かも知れない。花芯から零れる水滴が不思議な世界を作り上げている。水の王国へようこそ!


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 薔薇の季節。撮影に出かけたいと思い準備。旧古河庭園に行こうか、日比谷公園にするかで迷い、結局日比谷公園にした。午後から気温が上がり、夏のような日射しだ。日比谷公園は実に久しぶり。鶴の噴水の脇を通って第一花壇に出てみると、かなりの花が落ちていて見頃は過ぎた感じだ。ちょっと落胆するも、心字池に至る小径でラベンダーが咲いているのを発見。クマバチが忙しく花から花へと飛び回っており、ラベンダー畑は今が盛りといった趣き。クマバチのホバリングも、予てから撮りたかった構図。夢中になって連写しまくった。今日はこれだけでも来た甲斐があったというものだ。ひとしきり撮ったのち、心字池でアオサギやコサギを狙った。池には亀もかなり見受けられた。餌も豊富なようで、アオサギがしきりに嘴を水面に突き立てていた。
(写真 E-3 ZD70-300mm F4.0-5.6)


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Hawks vs. Tigers

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 土曜日の今日、TVではライオンズ対ジャイアンツなんて対戦も放映されているけれど、裏番組?で東京MXテレビではホークス対タイガースの交流戦もオンエア中。テレビをつけてまず驚いたのがホークスのユニフォームが、あの懐かしい福岡ダイエー・ホークス時代のものであったことだ。一瞬でその時代にタイムスリップした。対戦相手が阪神とあって、日本シリーズの再現VTRを放送中かと錯覚した。実は「ホークス九州上陸20周年記念デー」と銘打って王監督はじめ全員が復刻モデルのユニフォームを着用とのこと。そうか、そうか。「うーん、やっぱりホークスはこのスタイルじゃないとね」と思わず呟いてしまう。あの帽子の赤い庇を見ると、秋山のホームランが、井口の鋭いスイングが思い出される。心理学的に見て、赤は闘争本能を掻き立てる効果があるらしい。当時のホークスのここ一番での強さを考えると納得。阪神と中日を下して日本一のタイトルを獲得しているのだ。それに対してSBになって以来の肝心な局面での弱さは何たることだろう!プレーオフ導入以来、勝ち抜けた試しがないのだ。シリーズをダントツの1位で抜けていても、土壇場で引っくり返されているのだ。内心ではあの黄色のユニフォームはイケてないと思っている。何か中途半端な気がするのだ。ワンポイントでも闘争本能に火をつける赤を導入したらいいのにと思う。
 7回の攻撃前、「いざゆけ若鷹軍団」の応援歌。ジェット風船を振りながら歌うのだけれど、ここでも歌詞が「ダイエー・ホークス〜」だった。凝ってるなあ・・。


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E-420用ジャケット

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 ジャケットというと何かと思われるだろうが、オリ用語(笑)でカメラケースのことだ(オリ特有の言い回しで水中ハウジングを「防水プロテクター」というのもある)。折角革のストラップを貰ったことでもあるし、専用のケースが用意されているので購入しておくことにした。カメラバッグにはE-3とE-1が収まっているし、古いバッグはOM-1とワインダーやストロボなど一式で占められていて、E-420は邪険に転がしてあるままなのだ。それはあんまりだし、埃まみれというのもいけないのでケースに入れて吊るしておくことにした。ディスコンになる前にという思いもある。E-410用の防水プロテクターPTE-03が気になっていたのだが、既に販売終了でヤフオクにもまず出て来ない。
 購入はオリンパスのオンライン・ショップからで、ズイコーポイント充当で15%オフになる。ケースは革製でボディの下部を包むボディジャケットと、上部およびレンズを包むレンズジャケットに別れる。購入もそれぞれ個別だ。実際にE-420に取り付けてみると、何だか丸くてころんとした印象。これはパンケーキレンズ専用だからだ。昔流行ったレンジファインダー自動カメラのケースを思い出した。レンズジャケットを外したところと、その背面から(2、3枚目)。レンズジャケットの背面にはE-Systemを表すEのロゴが型押しされている(4枚目)。背面のスナップを外してちょっとめくるだけでメインスイッチとLCDにアクセス、撮影画像の確認も可能。この辺はよく考えてある。


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 初夏が近づくと、何故かパスタが恋しくなる。今日のブランチはイカとタラコのスパゲティ。ゆるくしたバターとほぐしたタラコを合えたソース。味付けは塩胡椒だけ。大葉と海苔の千切りをトッピングしただけで和の香りがぐっと増した・・・。


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ZUIKO 28mm F2.8

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 OM-1もだいぶ使い慣れて、手に馴染むようになってきた。さて、標準の次は何かというと、これは広角だろうということで中野のFカメラで中古レンズを探して来た。今回入手したのはズイコー28mm F2.8というスペック。1万円弱でゲット。とりあえず、E-420にマウントアダプター経由でつけてみた。すると、これがとても似合う。パンケーキより少しだけ長めだが、専用レンズのような趣き。画角もZD25mmとほぼ同等ということで、何枚か試写してみた。夕方であまりいい被写体も思いつかず、その辺のツツジとバイクを撮影。


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 ちょっと必要に迫られてversion4.0→4.1にバージョンアップしてみた。3.3から4.0にアップして以来、どうもコメント欄で不具合が発生しているようだ。特にWindowsマシンで投稿してみると、スパム並みに投稿し過ぎだと警告が出るようだ。この現象は最近把握した。Macではそんなことはないのだが。いずれにしても失礼な話なので、恐縮するばかりだ。今まで投稿しようとされた方には申し訳ありません・・。

 E-420と同時に発売されたZD 25mm F2.8パンケーキ・レンズ。売れ行き好調で、生産が追いつかないとのお詫びのメッセージが出るほど。軽くて小さくて、キレのある描写もいいし、ボケ味もなかなか。気に入って使っているが、花マクロを撮るにはもうちょい寄りたいところ。そういう場合に出番が回ってくるのがOMズイコーレンズとマウントアダプター。これに接写リングを咬ませれば、マクロレンズ並みに寄れる。50mm F1.4の絞り開放でシーズン・インしたラベンダーを撮ってみた。開放ではボケはきれいだけれど被写界深度は極めて浅く、ちょっとうるさい時もある。それではと2段階絞ってみたのが二枚目の写真。これならほどほどうるさくない。
 E-420とパンケーキ・レンズはさすがにお似合いの組合わせだが、OMレンズとのマッチングも悪くないと思える。


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 頂き物のそら豆があったので、スルメイカを買って来て中華丼を作ったのが昨日のこと。今日は余った素材を使い回そうという魂胆で、パスタのソースに投入してみた。何でも旬というのは旨いものだ。イカとそら豆の炒め物のレシピは、かつて邱永漢氏夫人の潘苑蘭監修による「邱家の家庭料理」というMOOKから学んだ。そういえば邱永漢氏の噂を聞かないなと思い調べてみると、今は中国の雲南省に渡ってコーヒー栽培など営んでいるらしい(Wikipedia)。台湾に生まれ、日本で活躍そして中国へ。人生、波瀾万丈・・・。


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房総半島の旅

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 連休後半の四日。房総半島の旅に出た。内房線は所用があってよく乗車するのだけれど、五井駅から出ている小湊鉄道に一度乗ってみたいと思っていた。とはいっても目的がないことには中々きっかけが摑めないものだ。今回、乗車に至ったのは「大多喜レンゲまつり」との関連で。レンゲまつりは29日に終了してしまったが、運が良ければまだ残っているかと思って。まあ、それが無くてもいすみ鉄道にも興味があった。お伴に持ち出したのは旅カメラE-420とOM-1。
 五井駅の小湊鉄道の切符売り場はホームの端っこにあって驚く位に質素だ。この辺からもう既にローカル線の匂いがぷんぷんと漂って来る。GWとあって鉄ちゃんもカメラを構えて撮影に余念がない。こちらもキハの車両を角度を変えて撮影。ホームの外れにひなげしが盛りと咲き誇っていたので構図に入れてみた。五井から上総牛久までは田園といっても普通の民家が沿線を占め、さほど目を惹くような風景でもない。若い女性が車掌をやっているのが珍しい。高滝を過ぎた辺りから車窓に映る緑が深まり、のどかといえる田園風景になって来た。沿線にはフォーカスする鉄ちゃんがちらほら散見される。ここらから月崎駅までは、中々いい感じの撮影ポイントがあるようだ。よほど時間があれば途中下車もアリかも知れない。しかし、効率よく撮るなら車かバイクは欠かせないかな。養老渓谷を過ぎ、終着駅の上総中野に到着。いすみ鉄道の線路が平行しており、小湊鉄道といすみ鉄道の車両をツーショットで狙える。それぞれの車両を撮りまくった。いすみ鉄道に乗車すると既に満員で席はない。ツアー客が大勢乗車しているらしい。通勤電車並みの混雑ぶりだ。DSLRを抱えたカメラマンも見かけた。東総元駅で下車するのは自分一人。ちょっと心細さに駆られる。駅はバス停に毛が生えた程度で屋根があるだけ。トイレもない。駅前には何もなく、JAのスタンドも休業中。唯一人の気配がする美容院で道を尋ねると「あれ〜、残念だけど蓮華は全部刈っちゃったよ〜」というつれない返事。もしかして刈り残しがあるかもという言葉を信じて行ってはみたが、なるほど殆ど水田に変わって田植えの準備に入っているという状況。見通しがちょっと甘かったか。それでも次の列車が来るまで1時間以上あるので、反対方向の列車を撮ってみようと撮影ポイントを探して歩き回っているうちに、有り難いことに一面残った蓮華畑を見つけた。それも線路際という具合の良さだ。ポイントはここと決めて下り列車を待つ。列車といっても「いすみ200型」というレールバスの形式だ。運賃も後乗り前払いというバスみたいなローカルぶりだ。E-420をメインに考えているが、OM-1にはワインダー2をつけて連写も可能な体制で臨む。列車の汽笛が聞こえた。現実問題として、シャッターチャンスはそう何度もあるわけもなく、E-420で撮り終えたらOM-1に持ち替える時間はなかった。まあ、「いすみ鉄道と蓮華畑」という構図で撮れただけでよしとする。粘り勝ちということか。大原行きの列車を待つ間、壁にぶら下がったノートを読んでいると「5月1日に親子3人で来たけれど、蓮華は全部刈られてしまって見られなかった。残念。」という記述を発見。複雑な思いに駆られた。帰りは大原駅から外房線に乗車、蘇我を目指した。


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