神田古書店街

 今年も巡ってきた「神田古本まつり」の季節。学生時代にこの界隈でアルバイトしたので懐かしい。東陽堂とか一誠堂など、古参の書店は変わりないように思うが、すずらん通りの様子はだいぶ変わった。あてもなく九段下から駿河台下までぶらぶら歩きながら、ワゴンの本をチェックしていく。首尾よく澁澤龍彦の文芸読本をゲットして嬉しくなる。矢口書店で映画のシナリオを漁ったり、小宮山書店の上の階を探検したりした。

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三省堂書店裏のすずらん通り入り口に特設舞台が設えられ、キューバ人のバンドが生演奏していて盛り上がっていた。空腹を覚え、以前から気になっていた一人焼き肉の店に入ってみた。立ち食いながら、カルビ・ロース・豚トロと鶏ハラミを焼いて1000円くらいだからリーズナブルなお値段(もちろんライス付き)。帰り道に東京古書会館の会場も覗いてみたが購入には至らず。明治大学前のだらだら坂を登って、御茶ノ水駅に着いた。

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